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2007年2月16日 (金)

空虚な世界

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今から10年以上前の中国の香港。

そこには無計画建設の度重なる増築によって形成された無法地帯が存在した。

その名は九龍城砦。

その建造物内部の街路は完全な迷路であり「九龍城には一回入ると出てこられない」とまで言われており、まさしく巨大な城砦であった。

1842年南京条約で香港島がイギリスの永久租借地になり、さらに1860年北京条約で九龍の市街地が永久租借地に追加されたが九龍城砦だけは除外され、九龍半島がイギリス統治下におかれた後も、中国の飛び地として残された。

しかし、その後九龍城砦に、中国政府から役人が派遣されることは無く、イギリスの主権も及ばない為、究極の完全無法地帯と化してしまい中国大陸から流入した不法居民によって九龍城砦内部は非常に劣悪なスラムと化した。

上記の理由により、九龍城砦内には行政権が全く及ばなかった為に売春や薬物売買、賭博、その他違法行為が行われ、中国語で「無法地帯」を意味する『三不管』の地域と呼ばれるようになる。

また香港領内での認可を受けておらず、中国国内のみで通用する免許で開業した歯科医師や、海賊版の出版物やコピー商品の製造なども日常の中で公然と行われていた。

っとまあ今日はバブル崩壊後の一時期の話題(?)にもなった九龍城砦をご紹介したワケなのですが・・・

多分これは今現在30歳以上の人だと意外に知ってる方多いと思いますが、自分はまだ何気に10代なので最近まで知りませんでしたヨ(;-_-)

しっかし、まぁ・・・

どの国の主権も及ばない混沌のカオスな世界・・・

でも、一方でそこには何万もの人が毎日の生活をしていたという紛れもない事実。

思うに、九龍城砦内部ではもしかしたら国の主権や行政の力を超えたモノ・・・・・

いわゆる「神」の力なるものが存在していたのかもしれませんネ(→_→;)

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